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「4つの視点がリンクする、静岡の香りの話。——『インターネット的』なジェラートのこと。」

明日、1月30日から。

 渋谷PARCO 8F「ほぼ日曜日」で開催される『冬なのにご当地アイスまつり2026』に、私たちのジェラートが並びます。

今回、このお祭りに参加するにあたって、私の頭の中にはずっと、糸井重里さんがかつて記した「インターネット的」という言葉が響いていました。

それは、場所や立場を超えて、個々の「好き」や「こだわり」がフラットに繋がり、思いもよらない新しい価値を生んでいく、あのワクワクするような感覚。

私たちが今回作ったのは、まさにそんな「インターネット的」な成り立ちを持つジェラートです。


このジェラートは、4人の職人の視点が重なり合ってできています。

まず、二人の茶師。

一人は、五代目 本多茂兵衛さん(静岡県百銘茶 会長)。 伝統という垂直な軸を持ち、静岡茶の真髄を極める、いわば「伝統の守り手」です。

もう一人は、渡辺 拓哉さん。 静岡の茶葉を使いながら、中国発酵茶の技術を掛け合わせ、未知の香りを描く「境界の探索者」。


この二人が見ている「静岡のテロワール」は、同じ土地でありながら全く別の表情をしています。


そこに、私たち二人のジェラティエーレ、赤池美佳赤池拓が加わります。 私たち二人の間でも、お茶の捉え方、ジェラートとしての表現方法は「二者二様」に違います。

伝統、革新、そして二人のジェラティエーレ。 この4つの独立した視点(ノード)が、静岡の茶葉という一点でリンクしたとき、一人では決して辿り着けなかった「答え」が見えてきました。


「飲む」ことの先にある、情報のひらめき

お茶を淹れて飲む。それは素晴らしい体験ですが、ジェラートという形に「編集」することで、別の回路が開かれます。

ジェラートが含む微細な空気。 それが口の中で体温と混ざり合い、一気に香りが解き放たれる。 その瞬間、脳に届く香りの情報は、お茶を飲む時とはまた違う「鮮烈な風景」を見せてくれます。

「あ、静岡の土と風は、こんなに豊かな香りの層を持っていたんだ」

そんな発見を、食べ手の方と共有したい。これこそが、私たちがこのジェラートに込めた「インターネット的」な体験です。


どこにいても、同じ「お祭り」のなかに

このジェラートは、明日から3つの場所で手に取っていただけます。

  • 渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」という、リアルの広場で。

  • 私たちの実店舗という、静岡の現場で。

  • そして、Webストアという、時間も距離も超える窓口で。

場所はバラバラでも、この「香り」を通じて、みんなでひとつのテロワールを共有している。そんな連帯感のようなものを、冬のアイスを通じて感じられたら、こんなに嬉しいことはありません。

4人の視点が響き合い、空気を含んで花開く。 静岡のテロワールを映した至高のジェラート。

ぜひ、あなたなりの視点で、この香りを「受信」してみてください。

 
 
 

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